曲畷イラストレイテッド

【 無 限 窓 】

　　　　　　　　写真画像を合成。・・・開けても開けても何も無い部屋。見たくない夢。

【 風 穴 開 】

　　　　　　　　写真画像を合成加工。「壁」の向こう側には何かあるのだろうか。

【 縞 馬 】

　　　　　　　　写真画像を加工して切り絵風にしてみた。

【 冬 支 度 】

　　　　　　　　鉛筆落書きを織物風にしてみた。

【 無 紋 】

　　　　　　　　鉛筆落書きを壁画風にしてみた。・・・雰囲気のみ。意味不明。

【 恩 恵 】

　　　　　　　　　メゾチントの下絵、ホワイトペン画を反転。

【 風 船 葛 】

　　　　　　　　　写真画像を色鉛筆画風に加工。・・・フウセンカヅラが風に揺れる秋。

【 模 索 曲 】

　　　　　　　　　　　　・・・模索中なり。

【 誇 大 鎖 】

　　　　　用心するに越した事は無いが、行き過ぎるのは問題だ。
　　　　　時には風任せ、自然に逆らわない方が上手くいくものだ。

【 地 球 寄 居 】

　　　　　写真画像を合成加工。・・・「やどかりや 覚束なくも かくれ顔」　 (虚子)

【 薄 暮 】

　　　　　写真画像をインク点描風に加工、・・・ホラーミステリーの挿絵？

【 青 雲 】

　　　　　写真画像を水彩画風に加工、・・・天高く馬肥ゆる秋。

【 栗 鼠 】

　　　　　ここ数年ペン画は描いていない。これは二十年ぐらい前に描いたペン画。
　　　　　ペン画は描いているときのカラーインクの匂いが好きだ。
　　　　　50本ぐらいのカラーインクがあったが、久々に見たら乾燥していた。

【 小 沢 蟹 】

　　　　　　　　　　「イラストレーター」にて写真画像をエッチング風に加工処理。
　　　　　　　　　　この夏、友人kosa宅訪問の際、散策にて捕獲し沢蟹。
　　　　　　　　　　異常気象による連日の猛暑の影響か、沢蟹全滅・・・無念。

【 登 山 靴 】

　　　　　ドライポイントの下絵として描いた鉛筆画。
　　　　　北斎の「象に登る人々」という版画から着想して、「靴に登る人々」としてみた。
　　　　　人が小さすぎてしまい、ドライポイントに出来ず断念。

【 空 蝉 】

　　　　　　　　うつせみの常なき見れば世の中に心つけずて思ふ日ぞ多き　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万葉集～巻第十九　大伴家持）

【 曲 畷 】

　　　　　　　　曲がりくねったあぜ道を「曲畷（かねなわて）」という。
　　　　　　　　指針も無く紆余曲折を経て、日々どこかに向かっている。
　　　　　　　　直線の先に見えるあきらかな景色よりも、
　　　　　　　　曲線の曲がり角にある不図した景色が見てみたい。